明日の予報は流星嵐。

放課後のプレアデスのことだけ書くと言ったな。実はあれは嘘だ。更新はあまりしません。

国外追放を言い渡された私が思うこと

先日、刑期3年の流刑を言い渡されました*1。理由は、オタク顔過ぎたためです。それに伴い、来年度から女性聲優さんがいない国での生活を始めることになります。正直、不安しかありません。

 

私は、中学生の頃からずっと女性聲優さんが大好きです。なぜ好きでい続けているのかは、正直自分でもよくわかっていませんが、多分粘着質なんだと思います。大学生になりバイトを始め、自由に使えるお金が増えたあたりから、イベントにもちょくちょく行くようになりました。直接逢ってお姿を拝見するようになると、ますます女性聲優さんのことが好きになっていきました。

時は流れました。イベント慣れしてくると、オタクはだんだん斜に構えだしたり、普通に飽きてきたりするものです。例に漏れず、私も本当に行きたいと思うライブイベント以外は参加しなくなりました。しかしながら、イベントに行く機会は減っても、周りのオタクがどんどん聲優さんから離れて行っても、変わらず女性聲優さんを好きな気持ちは残り続けました。そんな私にとって、女性聲優さんは逢いに行こうと思えばいつでも逢いに行ける(イベントさえ開催されれば)、いわばそこにあって当たり前の存在でした。しかし、それは大きな思い違いでした。

 

国外追放が決まってからというもの、これまで以上に女性聲優さんのことを考えています。そしてようやく気が付きました。女性聲優さんは特別な存在であるとそして、女性聲優さんに逢いに行くということ自体が、すっかり人生の一部になっていたんだということを知りました。

現状、流刑地での暮らしは想像できません。女性聲優さんとの間の物理的な距離が、心の距離にも繋がり、結局気持ちが離れていくのか。はたまた思いは募る一方で、やがて逢えない苦しみからメンブレしてしまうのか。いずれの場合も、幸せにはなれそうもありません。

最近、少しでも気になるイベントがあれば迷わず参加するようになりました。まるで大学1年生の頃に戻ったかのようです。女性聲優さんの画像や動画も、今まで以上にたくさん見るようになりました。逢いたくても逢えない日々を耐え忍べるように。心の器を満たすべく。しかしその結果、日出ずる国から出て行きたくない気持ちばかりが募っていきます。今なら、隠岐へ流された崇徳院の気持ちが分かりそうです。

最後に、オタクの皆さん。女性聲優さんには、逢えるときに逢っておくべきです。そして、1回1回のイヴェントを、どうか大切にしてください。いつだって大切なものは、失ってはじめて気づくものですから。

それから王子さまは、キツネのところに戻った。

「さようなら」王子さまは言った……

「さようなら」キツネが言った。「じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。」(『星の王子さま』より)

*1:訳合って国外で働くことになった、という事実を捻じ曲げて表現しています。頑張って働いて、帰って来たいものです。