明日の予報は流星嵐。

放課後のプレアデスのことだけ書くと言ったな。実はあれは嘘だ。更新はあまりしません。

Liella!のみなさんと一緒に全国を巡っています。 〜神戸・番外編〜

「んー、mega vegasは……いいかな。3rdツアーファイナルを、俺にとってのLiella!納めにしたいから笑」 ── とある日のmoke1110

この記事はどちらかと言うと旅の思い出メインです。

神戸にてMEGA VEGAS 2023が開催されるとの情報を聞きつけた私は、真相を探るべく、チケット抽選に応募──してはいなかった…

MEGA VEGAS 2023

MEGA VEGASなるロックフェスにLiella!のみなさんがご出演なさると云う情報自体はだいぶ前から知っていました。ところが当時の私はティケットを確保しようとはしていませんでした。理由は

  • 開催はツアーファイナルの後かぁ…ツアーの余韻を大切にしたいかなw (4月以降は国外追放されてしまうので)
  • しかも神戸かぁ〜…数曲のためだけに行くのはなぁ〜w

などなど。要するに真剣に向き合っていなかったわけです。Liella!の皆さんと。持っていなかったのです。Liella!の皆さんと真正面からぶつかる、覚悟を。

話は東京公演Day2で気持ちが溢れ出していた頃に遡ります。ツアーを共にしたオタクさんハウスでLiella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!! メイキング映像・大鑑賞会を挙行し、ベロンベロンに酔っ払った私は無事最寄り駅で降り損ね、自宅への長い長い道のりを歩いていました。Liella!の皆さんのお名前を、叫びながら。

翌日、絶叫しながら起床した私は、ふとこれまで兵庫県を訪れたことが無いことに気が付きました。2ndライヴツアーファイナルは関西地域での開催ということもあり、そのことが頭に刷り込まれていたのでしょう。何でも報告クンなので、とりあえずツウィーティングと洒落込みますと、ツアーを共にしてきたオタクさんから一件のリプライが。

其れは、悪魔の囁きか。はたまた天使のいざないか──。

そして次の瞬間、私は兵庫県に降り立っていたのです……。

夜行バス、最後尾だったからタコほどリクライニング倒して無敵なてた

一足先についていたオタクさんと合流し、かつ夜行バスの疲れを癒やすべく手近な入浴施設にピットイン。卒業間近の大学9年生でしたが恥ずかしげもなく学割を使用し割引価格で入浴を済ませました。きもちーから癖になってンだ、学割使うの。

温泉に浸かりながら、この後のムーブについて少し話し合いました。megavegasの一般ティケットでは、オルスタorスタンドのどちらも先着順で自由に場所を選べる形式だったので、選択肢としては

  1. スタンドの視界良好な席を確保して、微動だにせずLiella!の皆さんの一挙一動を目に焼き付ける
  2. オルスタ前方を狙い、Liella!の皆さんから発せられる香り物質を間近で吸引する

が考えられました。長時間に渡る議論の末、我々は2を選択しました。今思うと、ベストな選択だったと思います。そうと決まれば早めに動くが吉。温泉を後にして、とりあえず近場のカッフェでモーニングセットを胃袋に流し込み、急ぎ会場を目指しました。

さゆりちゃん…カフェのモーニングだよ…  @にしむら珈琲店 三宮店

普段は開演に間に合えばいいやと云うノリで生きてますので、開演はおろか開場にすらまだまだ余裕がある時間に会場に到着するのは久々でした。この時期あたりから隙間時間を聲優ラジオへのお便り生成時間へと昇華させる技術を体得し始めていたこともあり、有意義な待ち時間を過ごすことが出来ました。

手持ちのさゆりカウンター(さゆりちゃんと逢える残り回数)が示す値は1。私はそれを、神妙な面持ちで消費すべく、アクスタを掲げます。パシャリ──。

ぶつけに来たぜ。俺の全部。受け止めに来たぜ。君の全部。

さゆりちゃん…此処がワールド記念ホールだよ… (さゆりカウンター:0)

我々が到着時点でだいぶ並んでいるように見えましたが、意外と早く着いた組だったことが判明。入場するとすんなり最前ブロック3〜4列目まで行くことが出来ました。余談ですがすぐ近くにラヴライヴ!キャラクターのデカめのフィギュワァを掲げながらステージの写真を撮り出すトロールみたいな女オタクが出現してかなり怖かったです。しかも地べたに座り始めるし(オルスタでやることか?)。

Liella!の皆さんの出番は4番目(15:30—)。9:00頃から並び始めていたため危うく虚無顔を晒しかけましたが、ぐっと堪え開演を待ちました。リハの爆音が体を震わせます。おっほ…♥さぁ、始まりますよぉ…!

…………………………。

…………。

久々のオルスタ、キッツ!!W (ハァハァ…

初手のpasscodeさんの時点では少なくとも私の近くではモッシュなどもなく、割りと平和だったのですが、続くROTTENGRAFFTYTHE ORAL CIGARETTESではぐっちゃぐちゃでした。一緒に参加していたオタクさんは途中で人波にさらわれ人海の藻屑となって消えてしまいました(泣)。

靖国で会おう──

いや…にしても凄まじい迫力でした。ロックフェス自体参加するの初めてだったんですが、ボーカルの方が「殺すつもりでかかってこい!!!」とか絶叫しはじめた際はバカクソ高まってしまいました。2番手のROTTENGRAFFTYさんが終わった時点で消耗が著しかったので、幕間の時間はひたすら仙人モードに入って体力回復に努めました。

そしていよいよ次がLiella!ちゃんの出番。幕間の時間にリハが始まります……うわ、セカスパ衣装に身を包んだLiella!の皆さんが現れました……😭

事前にオタクさんと「セカスパやらないのは、無しです😡」「やらなかったら金返せと、叫びます😡」と冗談交じりに咆哮し合っていたのですが、皆さんのお姿が見えた瞬間から嘶きが止まりませんでした。

リハ(と云うか立ち位置の確認など?)は結構しっかりやっていて、真剣な表情でスタッフの方と打ち合わせをするLiella!の皆さんのお姿は新鮮でした。かと思えば時おりメンバー同士でわちゃわちゃする様子を間近で見ることができたりと、本当に良い経験になりました。

さて、私にとって国外追放前最後となるLiella!ちゃんとの気持ち伝え合いが始まります!

…………………………。

…………。 

自分史上、冗談抜きで1番汗をかいたオルスタ現場でした。Liella!ちゃんの出番が終わった後、クッタクタになりながら這うようにして一旦アリーナ外に出て、崩れ落ちるようにベンチに腰掛けた途端、涙が溢れて止まらなくなったのを憶えています。当分の間Liella!ちゃんと逢えなくなるというのももちろんのこと、今まで駆け抜けてきた思いが溢れてきて……だめでした。

MEGA VEGAS Liella!パートの感想

不動明王と化しながら一挙手一投足を見逃すまいと臨んだツアーとは違い、ぶっちゃけ細かい箇所はなんも憶えてないです。ただただ汗だくになりながら楽しんだことしか記憶にない。やぶちゃんの最高発言すら憶えてなくて……すゐません、映像で確認させていただくことは、出来ますか?

連番者様のツウィーティングをお借り。

なにはともあれ、まず全部で9曲もやってくれたことに感動しました。MCほぼなしノンストップの波状攻撃、たまらんかった。自分は2列目くらいにいたのでギチギチで身動きは取れなかったです。それでも至近距離でLiella!の皆さんのパフォーマンスを見ながら声にならない声を発して爆音を全身に浴びるのは最高でした。 

色づいて透明

特に、6曲目の色づいて透明のイントロが流れた時はやばかったです。もともと大好きな楽曲で、まさかここで披露されるとは思っていなかったこともあり、不意打ちと嬉しさとで爆絶叫しかけました。ところが先に涙が出てきてしまい、実際は「ア゛ーッ、ングッ…ガッ……アア゛ーーー……」と嗚咽しながら何かの音を発する肉塊になってしまいました。いやぁ……嬉しかったなぁ……。

Day1

続く7曲目のDay1 9人ver.は、ツアーではトロッコ上で披露されるところを、はじめから終わりまでステージ上でのパフォーマンスを見ることができた点がよかったです。まあ高まり過ぎてそれ以外のことは憶えてないんですけどね。

Second Sparkle

迎えた8曲目 Second Sparkle、いやもうガチで………楽しかった………。ちょうどMVが公開され始めた時期だったので、個人的見どころをおさえた上で改めてパフォーマンスを拝見できたのがよかったです。スカートをつまんでこちらを振り返る振り付けがアホほど好きなので、モミクチャになりながら絶対にそこだけは見逃すまいととにかく必死でした(ちゃんと見れました)。

TO BE CONTINUED

そしてセカヌパの披露も終わり、Liella!の皆さん…今までありがとう…とすっかり満足していた矢先、最後の最後にTO BE CONTINUEDが流れた時、漏れの心のダムはあっけなく崩壊しました。ありえないくらいグチャグチャになって泣きながら高まりました。3rdツアーが終わってもまだまだ走り続けていくんだ!という強いメッセージを感じましたし、Liella!ちゃん側から続きを提示してくれた気がして凄く凄く嬉しかったです。泣き叫びながら高まってた👈ちなみにこれ誇張とかじゃなくて本当ね。

泣きながら、「ンァアアーーー!!!!ドゥワィ好きドゥァアアァーーー!!!😭😭😭」「さ゛ゆ゛り゛ぃ゛ぃ゛い゛い゛😭😭😭」とマジモンの絶ッッッ…叫するの、きもちすぎました。照。またアレになりてー。

 

一方、Liella!の皆さん以外の出演者の方々がバケモンみたいな声量の持ち主ばかりだったこともあり、迫力という面で他のアーティストとの大きな差を感じたのは事実です。Second Sparkleや揺らぐわはカッコいいテイストの曲調ですし、迫力面で更に磨きがかかれば、洗練されたダンスパフォーマンスと合わせてより魅力的なグループになるだろうなと思いました。続いていくLiella!ちゃんのこれからの成長に期待したいです。

その後

大量の汗をかきすぎて速乾性のはずのシャツもキャパオーバーを迎え、ビッチャビチャの体のまま本日のお宿にチェックイン。素泊まりのお宿でしたが、女将さんがめちゃめちゃあったかい感じのおばあちゃんで、アクセスもよく本当に居心地が良かったです。アメニティも充実してました。また神戸に遠征する機会があればリピートしたいですね。

二宮旅館:http://ninomiyaryokan.moo.jp/ >音が漏れやすいので夜は静かにしていただかなくてはならないような古い旅館ですが、なぜかリピーターの多い宿です。 という説明書きにも納得。
雰囲気、グーーーーーーーーーッド!!!!

お宿備え付けのお風呂もありましたが、デカ風呂で汗を流すべく、事前に調べて目星をつけていた「なぎさの湯」に向かいました。ばーーーけもんきもちかったです。

さゆりちゃん…なぎさの湯だよ……さゆなぎだね… https://nagisa-u.com/

その後居酒屋さんにインしてLiella!の皆さんに乾杯し、

@居酒屋じげん https://www.instagram.com/kobe_jigen/?hl=ja

旅館に戻ってからオタクさんとセカヌパのMV・大鑑賞会を挙行しました。お互いが気になったシーンで一時停止したり巻き戻したりしながらの鑑賞会、ヌンプルに人生で一番楽しい。

六甲山観光

翌日、新幹線の時間まで余裕があったので六甲山へと向かいました。山頂から兵庫県を見下ろして、「此処で……生まれ育ったんだよな……なこさんが……」と岬ぶったり、

三枚目、なんかおしゃれだ。

女性聲優さんに狂わせ続けられる人生を感じたりして楽しみました。

めちゃめちゃいい笑顔してます。

最後に新神戸駅でLiella!の皆さんが食していた壺プリンを購入し、帰路につきました。

おいちかた。( ◜ᴗ◝)

このあとしばらくして私は日本国の非居住者となりました。今後Liella!の皆さんと逢う機会はぐっと減るでしょう。しかし上述の通り、悔いはありません。駆け抜けた達成感だけが残りました。

出会ってから約10ヶ月間、本当に夢のような時間を過ごすことが出来ました。10ヶ月の濃度じゃなかった。次はアニサマと、謎のイベントA, B, Cに参加したいので、今から往復20万↑の遠征費用を貯めておこうと思います!( ◜ᴗ◝)

てっぺん越えても 終わらないよ冒険

(ゴールに見えてた) でもスタートライン

何度も何度でも 君と一緒に駆け出すのさ

(最後まで) 僕の手を握りしめてよ ── TO BE CONTINUED