Liella!のみなさんと一緒に全国を巡っています[終]。 〜埼玉編〜
小さな頃から、ずっと思っていた。私は歌が好き。ずっと歌っていたい。歌っていれば、遠い空をどこまでも飛んでいける。暗い悩みも、荒んだ気持ちも。全部、力に変えて前向きになれる。いつだって歌っていたい! ── 澁谷かのん, ラブライブ!スーパースター!! 第1話「まだ名もないキモチ」
ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 埼玉公演が開催されるとの情報を聞きつけた私は、真相を探るべく、チケット抽選に応募することにした…
トンキン在住なので旅の思い出は特にありません。以下、ライヴ本編の感想を書いていきます。
埼玉公演Day0
…と思ったのですが、ツアーファイナル前に、どうしてもさゆりちゃんのことを感じておきたくなった私は、気がつくと宮城県を放浪していました。
此処で、生まれ育ったンだよな…………さゆりちゃんが…… (@ 東北新幹線 仙台駅 in 仙台市, 宮城県) https://t.co/5CHb7jXZsI
— 🌷もけもけ🫃 (@moke1110) 2023年2月28日
さゆりちゃんが訪れた場所やさゆりちゃんが食べたもの、さゆりちゃんがオススメしていたものなどに触れ、体いっぱいに宮城の空気を取り込むことで無事ハイパー・さゆり・激推しモードに突入しました。新幹線の車窓からゼビオアリーナ仙台が見えた時、ちょっと、うるっとしちゃった。あの場所から始まった全国放浪記。3ヶ月間、ただがむしゃらに。ひたすらに駆け抜けてきたんだよな。
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埼玉公演Day1
この公演で特に印象に残っているのは大熊和奏さんです。これまでの公演でもことある事に連番者に「なぁ…🐻いいよな……」とボソボソ壁打ちを続けてきていたのですが、この公演を経て自信を持って「🐻、いいよな!!!!」と絶叫出来るようになりました。
なんと言っても自己紹介タイム。普段は大熊さんからコーレスが始まります。今回はワンマン初となる声出し解禁公演。リエラジの第100何回かで、「自己紹介、🐻からだから盛り上げていかないとだよw」みたいな振りをされていた際、大熊さんは「やったりますよw」的な返しをしていたので、一体どれ程のものをかましてくるのやら……と期待しておりましたら、「皆さんの歓声がすごくて、全部飛んじゃって、コーレスの仕方忘れちゃいました〜」的なおちゃらけたノリでホントか嘘か分からない発言をしたあと、
「先輩、コーレスの見本見せてください」
と、1期生に初声出しコーレスを譲るというムーヴをかまし始めて文字通り絶叫してしまいました(声出し模型だったので)。思わず涙を流す1期生たち。1番手を任される事になったペイトン尚未さんの「ギャラクシー!」にはかつて無いほど思いがこもっていたようにも感じました。
- 後日、生放送にて裏話が披露されていましたが、「どうしても私からコーレスを始めるのは違うと思うから、ぺいちゃんからやってほしい。このことは周りの子には言わないで」というやり取りがあったそうです。
初手から1期生にコーレスを譲るムーヴは他の2期生メンバーもしたかもしれません。ですが、あの流れで出来る人は大熊和奏をおいて他にないでしょう。普段から異常な発言で場を沸かせがちな大熊さんですが、その実すごく真面目で、今や欠かすことの出来ないLiella!のムードメーカーだなと感じました。
そして大熊さんのラストMCにもボロ泣きさせられました。埼玉県出身の大熊さん、幼い頃に母とベルドを訪れた際、当時から歌うことが好きだった彼女は母熊に「ここで歌いたい!」と言ったそう。その際、母🐻は馬鹿にせず「youなら出来る!🫵☺️」と言ってくれたと。その言葉があったから頑張ってこれたし、今日夢が叶いましたと話されていて、ホームラン級のインパクトを受けました。大熊母あってこその大熊さんなんだなと感じる部分もあって良かったです。
ライヴの全体的な感想としては、他の公演と異なるステージ演出が特に目を引きました。スター宣言終了後の爆音花火や揺らぐわの炎演出、未来の音が聞こえるの花火演出はもちろん、幕間映像でのステージ上の光の演出(例えばかのんとなつみが手を取り合うシーン)すらも異なっていて、ファイナルに相応しい盛りだくさんの演出に感激しました。
加えて、その他の公演と比較して圧倒的に会場の規模が大きかったことが挙げられます。メインステージの横幅はもちろん、花道も長く、ヌンプルに移動が大変そうでした。パフォーマンス中にステージ上でシャトルランしてるようなもんでしょ。私は体力が無いので無理です。
ステージが長く移動に時間がかかるため、楽曲によってはイントロの長さも変わっていましたし、振り付けも微妙に変わっていました。ビタサマにて角でつく様な异常動作をする瞬間が好きなのですが、その部分が省略されていたのは少し悲しかったです。
その他ここ好きポイント
コーレス絶叫
早くベルドで
— 🌷もけもけ🫃 (@moke1110) 2023年1月28日
さゆちゃん「みなさんっ、準備はいいですかー?いきますよー💪☺️」
ぼく「🫶☺️」
さ「大好きさ ルルル♪」
ぼ「👏🥰」
さ「トマトも食べたい〜♪」
ぼ「(突然閻魔の顔つき)スゥ…だでざゆ゛り゛も゛い゛ぃ゛〜!ヴォォオォ!(地獄の釜の底から響く声)」
することしか頭にない。
きもちかった( ◜ᴗ◝)笑
Sing!Shine!Smile!肩たたき
3/4発売の日経エンタテインメントで知った事実:S!S!S!でメンバー同士が円陣を組んでいる時に肩を叩きあっている、を確認できてテンション上がりました。
- 大熊「メンバーが円陣を組む振りの時に、さゆりが肩をトントンってしてくれて。そこから伝搬してみんなも肩をたたき出すようになったんだと思います。」
さゆMC
さゆりちゃん
「嬉し涙を流すことが多くなった」「以前の生放送で、3rdツアーを経て性格が変わったって話をした。自分の変化って自分であまり気付かないもの。今回に関してはちょっと自分を褒めたいなって思うくらい、前向きになれた。上を向く回数が多くなった」
涙ながらに話す姿を見て、私はぐちゃぐちゃになっていた。 MCで泣くさゆりちゃんのこと生で初めてみたかもしれない。1stに参加していないので。
りーMC
永遠に「寒いの感じ」を連呼するリー。3月のベルドで半袖で突っ立ってたらそりゃ寒いよな。アンケでコート着させてあげてくださいという声が多かったのか、翌日はベンチコートが用意されていて安心しました。
飛び跳ねるなこ
追いかける夢の先での披露が終わり、舞台袖に引っ込んでいく途中、目一杯ジャンプしまくるなこ。可愛すぎた…
飛び跳ねるペイ
TO BE CONTINUEDにて、センステで跳ねまくるペイ。バサバサ揺れ動くスカート。中身(見えてもいいやつだけど)ががっつりメインモニターに抜かれていて、カメラさん…ローアングルはまずいッス…と賢者の顔つきになりました。自分、Liella!の皆さんをそういう目で見れないンで(本当)。
パレードはいつも ~やぶくまよ永遠に~
“パレードはいつも”で生まれてはじめてボロ泣きしました。理由は東京Day2でのやぶのMCを踏まえていたためです。
あと何回、こうして後ろから四季の手を握れるのかなって。あと何回、この景色を見れるのかなって (Liella!のみなさんと一緒に全国を巡っています。 〜東京編〜 - 明日の予報は流星嵐。)
もうバチバチに刺さりました。この楽曲、普段はやぶくまがトロッコに乗り、アリーナ後方で合流する演出になっているのですが、会場が広いため途中でトロッコから降り、センステで合流する演出へと変わっていました。そこでですよ。そこで、センステで、手を繋いで歌う2人!!あなたたちは……あなたたちは永遠です…。
受験失敗
幕間映像でかのんが「私もね…昔、受験、失敗しちゃったんだ」と話すシーンで、連番者と「スゥーーーー…………俺゛も゛ォ゛オ゛ォ゛!!!!!!」と絶叫しました。ごめん、まじでクッッ……………ソ気持ち良かったです。このときほど落ちといて良かったと思った瞬間はない
♪グズグズしてた現役時代の僕に メッセージを送れるのなら 「今は楽しいよ!」って言いたい だってこんなに高鳴ってるよ✌😁
埼玉公演Day2
サードライヴツアー千穐楽。始まりがあれば終わりがあるもの。夢のような時間が終わる瞬間がやって来ました。手元のチケットには座席:バックネット裏の文字。メインステージから1番遠い場所だと云うことだけ聞いていたので、正直座席には期待していなかったのですが───
会場入りした我々を出迎えたのはこれ……👇
…………。
……まじで快適でした。無駄にふかふかだし、荷物置きもあるし、メインステージから遠いけど真正面だし、前に人いないから遮るものないし……。我々のグランド・フィナーレを飾るに相応しい座席を用意してくれた穏田神社の主祭神に祈りを捧げました。
自分は国外追放が内定していることもあり、見納めになってもいいよう、Liella!の皆さんの姿を目に焼き付ける気概で臨みました。一瞬一瞬が愛おしくて、何度も涙が溢れました。これまでのツアーを振り返る映像が幕間で流れた際は、この三ヶ月間の旅の軌跡と、Liella!の皆さんと過ごした時間の思い出が心いっぱいに広がって、多分世界で一番幸せな表情浮かべてたと思います。
ライヴ全体の感想:全部最高でした。こちとら思い入れがちげーンだわ🖐️ 細かい点をあげていくとキリがないので、特に…ってとこだけ書いて終わりにします。
やぶくまトゥルーエンド
ユートピアマジックのやゔくまトロッコにて、2番終わりの「この指とまらせて」という歌詞に合わせてくまがやゔに小指を差し出す動作を(多分)毎回しているのですが、これまでの公演ではやゔが嫌がる素振りを見せつつ最終的には渋々手のひらで小指を掴む、みたいなイチャイチャ行為が繰り広げられてきていました。
ところが今回は、熊が差し出した小指を、即座に、小指で、力強く引き寄せる薮島さんの姿が。そしてその後強く抱き合う二人。メインステージに戻ってもずっと手をつないだままの二人。
もう、ありえなすぎて。トゥルーエンドすぎて。俺はそれ見て泣いてた。自分でもおかしいと思うけどとにかく涙が溢れて止まりませんでした。ちなみに書いてる今も泣いてます。
Second Sparkle 脳バグ絶叫
アンコール後1曲目、暗闇の中に浮かび上がるキャストのシルエットを見ながら連番者が「水しぶきのサインのフォーメーションじゃなくない?!なくない!?」と興奮し出し、わけもわからず「あえ?あえ…?」とリーちゃんぶってたら突然Second Sparkleのイントロが流れ始めて脳が弾け飛びました。あの瞬間の高まりと絶叫を超える瞬間は、きっともう無い。
絵森彩さん
えもりんのMC。2期生加入が発表された当時から、2期生に対する様々な反応を見てきたことに触れ、Liella!の一員であることに自信が持てなくなった時期があったと告白。そして、3rdライヴツアーを経てLiella!の一員として自分を認めてあげられるようになったと話し、最後に「以上、”Liella!の”、鬼塚夏美役・絵森彩でした!」と挨拶する姿を見て、心から感動しました。
終演後のインスタ投稿
そして、3rdライブツアーまでを経て加入発表をした当時と私たちへの見方や気持ちが変わった方もきっと沢山いらっしゃると思います。私もLiella!が大好きだから、あなたの当時の気持ちが痛いほどよく分かります。それでも受け入れてくださってありがとうございます。
https://www.instagram.com/p/CpbhjQHPhtf/?utm_source=ig_web_copy_link
実は3rdツアー前に公開されていたfebriのインタビューでも同様のことが語られていたことを後日知りました。
Liella!はすでに完成度の高いグループだったので、本当にここに私が入っても大丈夫なのかな、自分たちが入ったことで皆さんが好きだったLiella!を壊してしまわないか、不安な気持ちがいちばん大きかったです。
――その不安は払拭されたのでしょうか?
まだ不安なままです。不安を消すというより、その不安を頑張るモチベーションに変えようと常日頃から思っています。
青山なぎさ、強い
なぎのMC。最初期に「葉月恋は、ラブライブシリーズを応援している全ての人に嫌われる存在でいてほしい」という演技指導を受けたことを告白。このこと自体はスポーツ報知 Liella!特集号にも記載されていました。当時から恋に対してはネガティブな意見が寄せられることも多かったそう。
「1stライヴツアーのときはコーレスが無くてよかったなって正直思っていました」
そうした複雑な気持ちを抱えながら1stライヴツアーを巡り、TVアニメでは見せられていない恋の可愛いところをパフォーマンスで見せることを目標として頑張っていたなぎが、
「今は、葉月恋って心を込めて言ってくれる方に恵まれてよかったなって思います」
と話していたのには泣かされました。青山さん、意志の強さの塊みたいな人だな。
ラストMC
ラストMC、55分もやってたらしいね。あまりにもLiella!ちゃんのことが好きすぎて、真剣クンになりすぎたためか長さを感じない自分がいた。クソ長MCを心から楽しめる側で良かったと強く思いました。
まあぶっちゃけ真剣に追ってる人以外にとってはかなりキツかったと思います。多分俺が楽曲だけ聞きに来るスタンスのモタクだったら激萎えしてた。また、自分は良くも悪くもアニメ本編に未だに思い入れがないこともあって、さゆなぎが告白していたキャラに対する気持ちについては「まあ…脚本に対するピュアな感想って感じだな」という受け止め方をしてました。逆にアニメが刺さってたら今頃澁谷かのん缶ヴァッヂを大量に付けた痛バ担いで街なか歩いてただろうし、刺さって無くてよかったと思っています。
終わりに
さて…遂に終わっちゃいましたね、Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~が。
自分は宮城Day1を除く13公演に参加しました。ツアーの殆どを巡ったことで思ったこと、感じたこと、変わったことがいくつかあります。
Liella!はパフォーマンスで魅せてくれるグループだと確信した
自分、めちゃくちゃLiella!のこと好きなのに初手からハマる楽曲って結構少ないんですよね。それがツアーを追った今、まじで全曲好きになっちゃった。好き好きランキングがどんどん更新されちゃったよ、なこ。これは間違いなく生のパフォーマンスに触れたからです。
2期生に対する印象がガラリと変わり、9人のLiella!が大好きになりました
正直にはっきりいうと、3rdが始まる前までは2期生に対して特別ポジティブな印象は持っていませんでした。
私は、2ndが終わり、2期生加入が既に発表されているタイミングで5人のLiella!が好きになるとか云う意味不明なハマり方をしています。初めて生でLiella!の皆さんを拝見したのはファンミ東京でしたが、そのときは2期生に対してまじでなんの感情も持ってなかったです。なんなら、これは罪の告白なのですが、絵森さんに対しては「可愛い女の子の画像を見るのが趣味…?あー……だめだわ、信用できんわ」とか言ってました。ファンミが終わり、2期が始まってしばらくしても態度は相変わらずでした。
それが今では9人のLiella!が大好きになっている自分がいる。これってすごいことだと思いました。ツアー追っただけでこんな変わるんか、と。それだけライヴパフォーマンスが魅力的だったから。熱い思いや涙に触れたから。ツアーを経てどんどんチームとしての仲が深まっていく様子を肌で感じることが出来たから。ツアー始まる前と後じゃ、ラジオや生放送の様子も全然違いますからね。
そして、私が9人のLiella!を好きになれたのは、1stからLiella!を追ってきたわけではないというのもあるかもしれません。自分がもし古参だったら、性格的に高確率で5人原理主義者になっていた気がします。だから今となっては良いタイミングでハマったなと。
涙脆くなってしまいました
基本バラードパートでは毎回泣いてたんですが、千葉公演あたりからライヴ後にオタクと飲んでるときでさえ必ずどっちかが泣くようになってしまったし、アニメ全然ハマってないはずなのに幕間映像でも泣いちゃうし、泣き曲じゃないはずのLiella!楽曲で泣いてしまう体になってしまいました。最近だと常夏☆サンシャインで泣きました(3rdで披露されたわけじゃないけど)。理由は、「めぐりあえた奇跡」とか「キミがいなきゃ 夢の続き見れないよ」みたいな歌詞が…刺さっちゃって……(Liella!のモタクと集まって飲んだ時に話したら「浅w」と笑われました。うるさ)
そして何よりさゆりちゃんのことがもっと好きになりました
あなたのおかげで人生楽しいです。お金ためて…飛行機乗って逢いにいくからね。
以上、女性聲優さんたちと全国を巡る旅はこれにて一旦終了です。3rdライヴツアー、本当に追ってきてよかった。本当に…。そして何より、一緒に全国を巡って連番してくれたオタクには感謝したいですね。ライヴ前の観光、ライヴ中の気持ち伝え行為、そしてライヴ後のビーリング、これらが俺を生かしている。日出る国を去る前に、スバラシイ人生の思い出ができました。
右手の小指と左手の小指をむすんで
自分に約束しよう
今日の気持ちずっと忘れないよ ── 私のSymphony