ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 北海道公演が開催されるとの情報を聞きつけた私は、真相を探るべく、チケット抽選に応募することにした…
北海道を訪れるのは5年振りということもあり、旅行的な意味でも非常に楽しみでした。早速旅の思い出を振り返っていきたいと思います。
ヌーパーセールで格安ティケットを購入し搭乗すると、副操縦士の竈門炭治郎様からお言葉があり、汚宅の呼吸が止まりませんでした。鬼滅キッヅなので。
到着即リヱラヂで言及があったラーメン(実際にはラーメンサラダの話に移りましたが)を喰らうべく、ヌヌキノにある「すみれ」というお店を訪れました。……のですがまさかの17時開店であえなく撃沈。哭きながらグソクムシの歌を大歌唱しつつ別のお店で味噌ラーメンを吸引しました。めちゃくちゃ美味しかったです。
お腹も程よく膨れてきたので、ビーリングをすべくビール博物館に向かいました。博物館にはサッポロビールの歴史などに関する数多くの展示がなされていました。が、博物館の客入りはガラそのものな反面、有料飲酒コーナーにはアホほど観光客が押し寄せており、お前らさァ!学ぼうよ、歴史を!と叱りつけてしまいました。
北海道Day1
程よく気持ちよくなってきた頃合を見計らって、会場に向かいました。会場である北海きたえーるは最寄り駅に直結していて、外に出ることなく入口まで行ける神な構造をしていたのが印象的でした。これまでの公演に引き続き座席は入場してからのお楽しみ的なノリで手荷物検査を通過すると、先に座席配置を確認しに行っていた連番者が前方から近づいてくるのが見えました。
「……明日の席どこだと思いますか」
「…………」
「……ここ👇」
2人して声出して笑いました。同時に、遂に、遂に報われる日が来たんだなと強く、強く思いました(千葉でも遂に…報われる日が…😭つったばかりなのにね: Liella!のみなさんと一緒に全国を巡っています。〜千葉編〜 - 明日の予報は流星嵐。)。
ですが、あくまでそれは2日目の座席。まずは、まずは今日という日を楽しもう…と心に言い聞かせつつ会場入りします。宮城以来のスタンドあり会場。想定よりも会場の規模が小さめだったのでキャストの皆さんをかなり近くに感じることが出来ました。初日の席はセンステにかなり近く、かつ視界も良好でシンプルにめちゃくちゃ楽しかったです。
以下、北海道公演Day1のここ好きポイント。なんか多いです。
2曲目終わりのMC🐻:今日はこの会場を灼熱きたえーるにしたい。やたら会場を燃やしたり毒の海にしたがるの狂う。
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トロッコでりーぺい、えもさゆがハグしてたのが強烈に脳裏に焼き付いています。特に、えもに何度も抱きつかれながら目を見開き、「えっ、えっ…」みたいな表情を浮かべてるさゆりちゃんが堪らなく愛おしくて、気づくと漏れは、自分で自分を抱きしめていた……(マジ。嬉しすぎて)。
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ユートピアマジックのときのことです。トロッコでやゔが近くを通りかかった際、私の心を不意に満たしたのはそう、愛情…でした。心の向くままに胸の前で両手でハートマークを作りますと、なんと目と目が合うではありませんか!そしてやゔさんは私の想いを汲み取るかの如く、🫶を返してくださいました。一瞬でやゔおぢと化した瞬間でした。
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ダジャレ担当ゆいなさんが今回も仕込んできてくれました(今回は「北海道はでっかいどー(頭の上で△マークを作りながら)」)。ネタの内容はどうあれ、ヌンプルに毎公演きちんと用意してくるのは好感度高いです。また、ゆいなさんの仕込みがLiella!の皆さんのラストMCに引き継がれていたのもよかったです。10人の仲の良さがさらに深まってきてるのを感じました。
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この公演、全体的に🐻の歌声がいつもに増して伸びまくってるなぁ〜と感じたのは私だけでしょうか。また、Sing!Shine!Smile!への言及も良かったです。「この曲は北海道に合宿に行ったことでできた曲だから、思い入れがある。合宿を経て生じた変化が、Cメロで三拍子に切り替わる曲の構成に現れてるのかな」という独自の解釈を披露されていて、スタオベが止まりませんでした。
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この公演で初めて(?)幕間映像での夏美への拍手がありました。幕間映像の要所要所で拍手が起きる風習、初めは「キメェ〜w」と思っていたものの、今では背筋を伸ばして真剣に拍手する人間になってしまいました。ところがこれまで夏美への拍手だけがなく(実際入れるタイミングが分かりにくい)、密かに連番者と「今日、やるぞ」と示し合わせていたのですが、なんの偶然か周囲からもチラホラと拍手が聞こえてきたのが印象的でした。
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前から曲調が好みだった迷宮讃歌について、何度かパフォーマンスを見ているうちにより好き度が増してきました。青山さんの洗練された所作は言わずもがな、えもの表情が結構いいので個人的に注目して欲しいポイントです。特に好きなのは、2番Aメロ「♪小径の暗がりに 見つけた隠しドア」「♪平気さ さあいこう」の部分のえもパートです。ツアー初期の頃と比べて、パフォーマンスにも余裕が出てきているなと感じました。
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名前呼び合うようにの途中あたりから、さゆりちゃんがしきりに右のイヤモニを気にされていることに気づきました。続く私のSymphonyでは完全に右耳から外して歌っていたので、恐らく機材トラブルがあったんだと思います。イヤモニ外して歌うのって、多分かなり大変なんじゃないかなと拝察しますが、最後まで見事に歌いきっていたのはグッときましたね…。
また、この公演で披露された私のSymphonyでいうと、ペ さんの歌い方がいつも以上に刺さりました。特に、「♪ほんとの君手探りで見つけるよ」のところ。公演ごとに刺さる箇所が異なるのってなんかいいですよね。
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千葉公演で気づいた点の回収として:名前呼び合うようにの途中、えもがなこに「ちさとちゃん」と言っているように見えました。他のメンバーの口の動きは追いきれなかったのですが、おそらく曲名通りお互い(が演じるキャラの名前)の名前呼んでるんだと思います。
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ラストMCなこ:
「それぞれの物語を歩んでいる私たちの人生が、こうして交わりあって、数時間同じ時間を共有することは素敵だなって。ライヴが終わって会場を出たあとも、そうした思い出が頭の片隅にあるだけで頑張れるって思えるから(というようなニュアンス)(うろ覚え)」
なこ、好きだ……。
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ラストMCやぶ
「メイちゃんだったらこうするだろうなってのが分かってきた。以前までだったら買わないブルーベリーのスイーツを買ったり、犬派だけどメイが好きな猫ちゃんのグッズを買うようになったり…」
👆や、マジでさァ!そういうのムァヂで好きなンよォ!!!!モレラも女性聲優さんの影響受けて行動が変化したりすることあるし、ンッ…とに分かるよ きみの その気持ち(ノンフィクションリズム)。本当に。
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この公演は全体的にフリーダムさを感じました。それはMC中ももちろんのこと、振り付けやすれ違いざまに見せるちょっとした動きの端々にも感じられました。そして自由さの中に滲む仲の良さを感じられたのが何よりよかったです。この公演(か2日目かは忘れた)でちょうどなぎささんが「3rdツアーでみんなの仲がより深まってきた」と話されていて、その空気感、ちゃんと伝わってるよ……と思いました。
この公演の締めはなぎ。真面目に締めると思いきややっぱりでっかいどーで締めたのはなぎらしさがあって良かったです。
ライヴ後は、リエラジで言及があったセコマを訪れたり、ラーメンサラダを食したりして北海道を満喫しました。っぱ人生に必要なのはコレだわ、コレ。
余談
センステでの披露となるGOリスタート、曲の中盤でさゆりちゃんがしばらく膝立ちになる瞬間があるのですが、
…………ステージに対する角度的にガチでスカートの中身が見えそうでした。てか、多分センステに近い席の人は見えてたと思う…。まあ見えてもいいやつ履いてるんだろうけどさ。なんかこう……あるじゃん。で肝心のスカートの中身についてですが、漏れは…心の目で視ました。背徳感でいっぱいです。
北海道Day2
座席が明らかになってからというもの、浮き足立つ気持ちを隠せないまま迎えた1月14日。漏れの人生にとって、勝負の日を迎えました。
まずは小樽観光と洒落込むこととし、浪漫派の顔つきをしたり
オルゴール屋さんで澁谷カノイングをしたり、
終演後にホテルで泣きながら飲む用の女性を購入したりしました。
仕上げに海鮮丼を喰らい、会場に向かいます──……。
会場に向かうまでの道中、雪ですべって転ばないように細心の注意を払いました。今日という日が終わるまでは、何があっても死ねませんからね。
気合を入れるためにLiella! waterと云う160円の聖水を購入し、全身を清めました。さあ、入場です!
ゆっくりと、席をめざします……着席しました……
ああ……
開演を告げるユニゾン/Liella!が響き渡ります。
♪ずっと終わらないで 時が止まればいいのに
♪いま目の前にひろがる この景色あと少し見ていたい
ごめん、無理だ。開演前に連番者とふたりして堪えきれずに泣いてしまいました。こんな経験は生まれてはじめてでした。
そして、人生で1番幸せな3時間を過ごしました。終演後、言葉をなくすくらい、魂を揺さぶられました。
開演前に涙を流すレヴェルだったので、当然公演中は崩壊していました。普段泣かないような曲でも涙が溢れてきてしまってもうわけが分からなかったです。多分近すぎるあまり、神々しさにあてられたんだと思います。
中でもS!S!S! → 名前呼びあうように → 私のSymphonyのテッパンの流れ。ぶっちゃけここの3連続自体は毎公演泣いているのですが(照)、とは言ってもこれまではツー…と涙を流す程度。この公演では危うくしゃくり上げるレヴェルまで来てしまって本当にだめでした。嗚咽が漏れないよう腹に目一杯力込めて必死で堪えるあまりホテルに戻ると腹筋がバキバキに割れていました。私のSymphony後に一旦幕間映像が挟まれる構成じゃなかったらその後の曲をまともに聞けてなかったかもしれず、助かりました。同じタイミングで左隣の知らんおぢさんも肩を震わせながら必死に声を抑えていて、思わず(分かります……)とテレパシーをおくってしまいました。
以下、北海道公演Day2のここ好きポイント
- 最初のMCで、「私はメイと…きなこが、好き」で仕掛けた🐻。その後やゔのMCに何かを期待したのか、やゔが話している間ずっとやゔのことを注視する🐻。結局やゔはいつもどおりな感じでMCを終えましたが、それに対して🐻がちょっと物足りなさそうな表情を浮かべていてまじでニヤニヤしちゃいました。
- 近かったため、パフォーマンス中のアイコンタクトや、口パクでの声掛けのようなシーンが見れたのが本当に良かったですね。千葉公演Day2でやゔのMCを聞いていたのでなおさらでした。↓
メンバーと目と目が会う瞬間の大切さについて言及。9人での初パフォーマンスとなったリリイベの頃は、緊張をほぐすために行っていたアイコンタクトが、公演を重ねるにつれ、すれ違う瞬間などの自然な場面で出来るようになってきたと話されていました。 (Liella!のみなさんと一緒に全国を巡っています。〜宮城・愛知編〜 - 明日の予報は流星嵐。)
- 花道を通ってセンステに行っている間は当然距離が離れてしまいますが、パフォーマンスしてる後ろ姿という貴重な光景が見れたのは意外な収穫でした。
- 花道の上で止まり、本当に目の前で歌ってくれたときはもうその場で昇天するかと思いました。このときの私は、ずっと左胸に手を当て心臓を捧げ続けていました。
- のんがやゔにふったMC:揺らぐわへの強い思いを語りながらボロボロと涙を流すやゔの姿に心打たれました。北海道公演Day2はやゔが最後持っていったといっても過言ではないんじゃないかと思います。
「Liella!の歌はいつも背中を押してくれるものが多い。でも揺らぐわに関してはメイがセンターって聞いてから、強いメイなら歌えるだろうけど今の弱い自分では歌えるかどうか分からなくて。不安で曲を聞くのも嫌になった時すらあって」
そんな風に思いを吐露するやゔの姿を、慈しむような目で見守る他のメンバー。
やゔの目から涙が溢れ出した瞬間、真っ先にティッシュを取りに行くペイ。
MC後の「追いかける夢の先で」で再び決壊してしまうやゔを両側からぎゅっ…と抱きしめる2期生のみんな。
その全てが。かけがえのないものに思えて……俺は…(書いてる今もやばい)。堂々としたカッコいいパフォーマンスの向こう側に隠された思いとか、乗り越えてきたものとか、揺らぐわに限らずたくさんあるんだろうな。そしてそうした目に見えない部分が熱となって伝わってくるんだろうなきっと。だからライヴは楽しいんだろうな。そう思ったよ。
オタクかよ。
終演後、リエラヂで言及があったジンギスカンを食し、
ホテルに戻って日本酒を飲みながら、酔った勢いで普段は絶対しないインスタグラムでの"声優さんへのメンション”をしてしまいました。
さて……北海道Day2は3rdツアーはおろかオタク人生における忘れられない一日になりました。実際、その後かなりの長期に渡って(いい意味で)この公演を引きずりましたし、いくつかの曲に至っては聞くと泣き出してしまうために日常生活の中で安易に聞けなくなったものもありました。なぜこんなにも北海道Day2が刺さったのか……終演後にモタクと話しながら考えました。
- 一つは席が良かったから。これは間違いない。もうこんな幸運は二度と無いと思って穏田神社に坐す神にひたすら感謝です。
- ただ単に席が良かったからだけでなく、宮城(スタンド後方)→愛知(アリーナ中央)→千葉(センステ前) と来てからのメインステージ前という"流れ”があったこと。だんだんと距離が近づいてくる展開、なんかコレ、仕組まれてます?
- さらに、北海道公演がちょうど折返し付近に位置していたことも大きい。ノリ方も分かってきて、キャストの皆さんのパフォーマンスにも更に磨きがかかり、最高にツアーが楽しくなってきた段階でのメインステージドセンだったこと。
- そして何より、MCを含め感動できる内容だったこと。
それら全てが重なり合った結果、我々にとって忘れられない奇跡の公演が生まれたんだと思います。やっぱり、ツアーっていいですね……。巡っていてよかったと、心からそう思いました。
次は大阪公演の模様をお届けする予定です( ◜ᴗ◝)