明日の予報は流星嵐。

放課後のプレアデスのことだけ書くと言ったな。実はあれは嘘だ。更新はあまりしません。

女性聲優さんのお誕生日をお祝いしてきました。

伊達さゆりさんの二十歳の誕生日に合わせて初のバースデーイベントが開催されるとの噂を聞きつけた私は、真相を探るべく、早速チケット抽選に応募することにした…

apollobay.jp

 

 

國外追放が内定していることを慮ってか、天にまします神様が席を与えてくださいました。正直平日イベだし豊洲PIT(着席キャパ~1300くらい)でしょ?まあ当たるだろ…と思っていたのですが、実際はかなりの激戦だったようで、当落発表当日のインターネッツは落選祭りの阿鼻叫喚でした。すゐません、デヴューしてまだ2年目ですよね?と絶叫しつつ、これが超级新星聲優の覇王たる所以か…と戦慄。改めてアポロヴェイ様に一礼。

 

そこからの2ヶ月間、永遠にイベント当日を楽しみにし続ける日々を過ごしました。そして迎えた当日。聲優イヴェに行き始め、斜に構え時期を経て、再び純粋なイヴェ前ワクワク君に返り咲いた今、久々にド緊張しながら会場に向かいました。

会場入りするやいなや、受付の方から1人1本(造花の)チューリップ*1を渡されました。曰く本人へのサプライズで、登場時にチューリップ畑を見せてあげましょう!とのこと。この時点ですでに涙が止まりませんでした。

PITのガチ後方最端という終焉席に着席しつつ、「思ったよりも見えるな…」と意外ぶっている間に開演時刻となり、きゃりーぱみゅぱみゅ様のふりそでーしょんをBGMにミニスカ振り袖(?)衣装の伊達さゆりさんが登場。早速サブライズのチューリップ畑に驚きながら、客席の合間を縫うようにして会場内をぐるりと一周……終焉席でしたが割と近くまで来てくれました……。

ありえないくらい可愛かったです…

真後ろのモタク2人組が「え、ヤバイヤバイヤバイヤバイ来る来る来る!?!?!!??!」と大興奮していたのが印象的でした。その純粋な気持ちをこれからもずっと忘れないで居てね。

以下、本編レポです。

コーナー1:ケーキ召喚

ステージ上にあがると、早速「誕生日といえば、あれが用意されてると思うんですよ…お願いします!」的な合図とともに、自ら誕生日ケーキを場に召喚。厳かに運ばれてきた大きめのケーキには、イヴェグッズ用の撮影衣装(白いドレスに花かんむり)をお召になった伊達さんがデカデカとあしらわれていました。

年齢にちなんで20本林立するろうそくを眺めながら、「一息で吹き消すことが出来たら今年一年笑顔ですっ笑  いきますよー………ふぅーーー……」と伊達さん。俄に会場内に満ちた期待を一身に背負い、Liella!の活動で鍛えた肺活量に物を言わせ────三息ほどかけて鎮火。「………一息で消せましたーっ!😊」漏れはさゆりちゃんに吹き消される儚い灯火になりたかったよ。

その後スタッフさんから自撮り棒付きのスマホを渡された伊達さん。「これ使うの慣れてるんです私…何十回とやってきましたからねー!笑(Liella!のツアーで)」。会場からは思わず笑いがこぼれ、和やかな空気が満ち満ちた状態でオタクをバックに自撮りを挙行。このときの私は無限遠方の席で必死にハチのばポーズをしていましたが、潰れた染みになるのが落ちでしょう(「伊達さゆりのあと8cmは伸ばせます!」公式ポーズ https://nicochannel.jp/dateno8noba/articles/news/ar46vBcFsoR5gsSKSiFYZ4MN)

コーナー2:20年間の人生を振り返る

続いてこれまでの伊達さんの人生を、本人提供の初だし写真やクイズを交えつつ各年100点満点で振り返っていくコーナーが開闢。図はうろ覚えなので正確ではないですが、アップダウンが大きいのが印象的でした。

伊達さんの人生グラフ(うろ覚えなんであまりあてにしないでください)。カメラマークがついている箇所は本人提供の写真あり。Q1~5ではクイズを出題。

0歳:さゆりん(0歳)がハイハイしているお写真がスクリーンに表示され、思わず持参したおしゃぶりを高速で吸引してしまいました。ニヤリと不敵な笑みを浮かべる0歳児を眺めながら、「この表情からも分かる通り……やんちゃな子だったんですぅー笑」と伊達さん。おしゃぶりの吸引が止まらずそのまま飲み込んでしまいました。

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1歳

地元(?)のイベントでのお写真公開 + クイズ1問目。

  • Q1. 写真に写っているきぐるみは、何という名前のキャラクターでしょう?*2

1問目については、先日伊達さんに紙芝居を読み聞かせてもらうためだけに仙台まで行ってきたおかげもあり、秒で分かりました(女性聲優さんに昭和の紙芝居を読み聞かせてもらってきました - 明日の予報は流星嵐。)。ちなみに幼少期は体が弱く、入院を繰り返していたそうで、そのため~1--2歳の点数は低いのだそう。

これの右のキャラ。イベント中に表示された写真とは異なります。画像の出典は:https://sendai.keizai.biz/photoflash/6004/

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5歳

ドレスのような衣装を身にまとった伊達さん(5歳)のお写真が公開されるとともに、

というクイズが出題。伊達さんの口からラブライブ以外のアニメの話をあまり聴いたことがなかったこともあり、ここは外しました。

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6歳

小学校入学。点数上昇。

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7歳

お写真公開(どんな感じだったか内容忘れました) + クイズ3問目:

  • Q3. 雨の日に教室で鬼ごっこをしている最中に怪我をした。どこを?*4
    • A: 顔
    • B: 肩

かなりの大怪我だったらしいです。それもあって7歳の点数は低めに設定されたよう。ラジオで前に言及が合ったように記憶していたので、ここは正解しました。

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8歳

引き続き点数が低いのが印象的。ここでは、当時給食当番でスープを運んでいる際に中身を盛大にぶちまけてしまい、クラス皆の分のスープを用意するために全クラスを周り少しずつスープを分けてもらったというエピソードを披露。大勢の人に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになったそう。

正直、一体どれほどの深刻な理由があるんだろう……と不安になっていたので、むしろほっこりしてしまいました(本人的にはかなり辛い思い出だった、とのことなので大真面目な理由なのでしょうけれども)。や、これまでの人生において最も点数が低いゾーンに突入した理由がスープこぼしたからて……さゆ、これからもずっとそのままでいてね。

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11歳

また低い + クイズ4問目:

  • Q4. 当時の担任の先生のある行動をみて、悲しくて大泣きしてしまいました。どんな行動?*5
    • A: 牛乳パックにストローがなかなか刺さらない様子を見て
    • B: 冷凍みかんを食べているのを見て

問題文と選択肢の関連を理解できずにいたのですが、勘で正解しました。

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15歳

ジャージ姿のさゆりん(中3)のお写真が公開。可愛かったです…。この頃初めてお友達とデヅニーに遊びに行ったというエピソードも披露なされてました。当時は心配性のご両親から学区外に行っちゃダメ!くらいの勢いで厳しく言い付けられていたらしく、お友達同士ですら遠くに遊びに行くことを許されていなかったそうです。それゆえ初めて夢の国を訪れた際の思い出は、より一層キラキラしたものになったと語っておられました。まあこんな可愛い娘がいたら、そばに置いておきたくなるよね。

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17歳

運命の年。「もう二度と公開することはないと思います」という前置きを経て、オーディション応募時に使用した自撮りを公開。私はそれをひと目見るなり、「お伝えしたいことがあります……伊達さん、合格です!」と絶叫。しばらくの間は瞬きもせずそのお写真を目に焼き付けました。

白いスウェット生地のような服をお召になり、引き結ばれた唇の両端をほんのりと上げたやや硬めの表情。そしてこだわりの前髪が……あれ、分け目がくっきりついてないな?と思っていたらここで最後のクイズ:

  • Q5. オーディション応募締め切り当日、高3進級時に必要な新しい教科書を友だち+友だちのお母さんと買いに行っていた伊達さん。友だちのお母さんの運転で帰宅途中、起きたハプニングは?*6
    • A: 渋滞に巻き込まれ、締切の時間が迫ってきた
    • B: 車の中にスマホを忘れた

web選考用の写真・動画ファイルのサイズが間違っていたことなどは過去にどこかで見た記憶があったのですが、更に別のハプニングがあったことに驚きつつ、勘で正解しました。その後、自宅で急いで撮影し直しなんとか応募締切に間に合ったとのことで。よかったよかった。あのとき伊達さんが応募してくれたから、今漏れは此処に居るんだよ……と感謝の気持が止まりませんでした。

コーナー3:抽選企画

座席番号が書かれたくじを引き、当選者にはサイン入り缶ヴァッヂと以下の中からお好きなセリフを(自分の方を向きながら)言ってもらえるなどと云う激ヤバコーナーが開闢。

  1. 今日も一日お疲れ様
  2. ずっと前から好きでした
  3. 私以外推さないっていったじゃん
  4. 別に好きじゃないから。勘違いしないで。
  5. 戦闘力たったの5か…ゴミめ
  6. 私のハンバーグ食べたでしょ!

読まれたセリフはこんな感じでした。番号は当日表示されていた順と異なります。あと2つあったのですが忘れました。

当然のように当選することはありませんでしたが、伊達さんが上記のセリフを読み上げるたびに咆哮が止まりませんでした。ちなみに当たったら3か5を言ってもらうつもりでした(キモキモくん😝)。

コーナー4:江ノ島一人旅 自撮り映像紹介

以前から10代のうちにやってみたいことの一つとして「一人旅」をあげていた伊達さん。この度めでたくその目標を達成なされたということで、その時に伊達さん自ら収録した映像が公開されました。

慣れない自撮りに苦労しつつ江ノ電に乗車し、小声で実況する伊達さん。「わぁ!海だ!みんな見てー😊」「凄い!家の間を走ってるんだぁ😊」萌えが止まりませんでした。ユチュヴ・チャネルを開設して欲しいです。初ヌパチャ、捧げますので。

なお事前にマネージャーさんから一人旅でのミッションを言い渡されていたようで:

  1. 江ノ島名物 たこせんを食べよ!
    • でっか…♥なたこせんを購入し、「食べようと思いまーす😊(一旦カメラを置く)」→ 「(録画ボタンの押し忘れで)食べ終わってしまったのですが撮れてませんでした……すみません……」袋の中にわずかに残っていたカスを食べるシーンを放映。漏れも社会のカスみたいなとこあるしさゆに喰われてー。
  2. 海を背景に自撮りせよ!
    • 強風に煽られこだわりの前髪が破壊される中、無事自撮り完了。前髪決まってない写真は貴重ですので、配布を希望しまつ。

は無事達成。めでたいことです。

以下余談:

  • たこせんを食べる前後でなんか表情がさっぱりしたな?と思っていたら「前髪の巻きが完全に取れちゃってるんですけどみなさんお気づきですか笑……実はさっき温泉に入ってきたんです😊」

    哈?風呂上がりさゆ?

    このときばかりは思わずわたくし、立ち上がりかけました。
  • たこせん食事シーンは未収録だったものの、伊達さんがおもむろに取り出したきゅうりの一本漬けを食べるシーンは収録されていました。伊達さんの好物だそうです。今まで買って食べたことないけど、今度見かけたら絶対買おう。
    • まあもちろんナンパされてはいませんでしたが、江ノ電下車時に「伊達さんですか…?応援してます!」とファンの方に声をかけられる様子は公開されていました。自撮り実況時に特徴的な笑い方をずっとしていたので、即バレしたのでしょうかね。乗り合わせたオタク、ヌンプルに羨ましくてこれ。

コーナー5:ライブパート

自撮り映像公開中にミニスカ振り袖から白いドレスのような衣装に着替えた伊達さんが再登場。可愛すぎる…。そのまま事前にハチのばで匂わせていたライブパートへと突入。セトリは以下の通りでした。伊達さんがなこなぎレイディヲにゲスト出演した際に紹介されていた曲などが来るのではないかと密かに予想していたのですが、全て外れました。

  1. Yeah!めっちゃホリディ/松浦亜弥
    • 昔からずっと好きだったらしい。個人的な印象ですが声が合っている気がしました。高まりなれてなさそうなオタクが健気にそして不器用にUOをぐるぐる回している様子を視界の端に捉えながら、一方の私は澁谷かのんとしてではなく「伊達さゆり」としての歌唱パフォーマンスに酔いしれておりました。
  2. アイマイモコ/水瀬いのり
    • ナニモン?と思いましたが、好きでよく聴いているとのことでした。もしかして徒然チルドレンのモタクなのかな。イントロでオタクが絶叫していました。あと久々に改チア光害を見れました。楽しそうでした。私は光り物を持っていかなくなって久しいので、チューリップを振り続けるあまりにも無害なオタクと化していました🌷
  3. 手紙/back number
    • 「back numberさんのことが大好きで……!」というのは以前からずっと言及があったので納得の選曲。ただ予習が足らず初見の曲でした。この曲だけスクリーンに歌詞が映し出される演出になっていたのですが、伊達さん自身の今の気持ちともリンクしていそうに思えて、最も胸に響きました。

実はラストの曲を歌う前のMCで、「私から皆さんへ、なにか形に残るものをお渡ししたいなと思って。椅子の裏を見てくれますか……?」と伊達さん。俄にざわめく会場。探ってみると封筒が貼り付けてあり、中には1枚の手紙が。まさかの演者側からのサプライズ返しに後方宙返り一回ひねりを連発。

伊達さんからのお手紙と、チューリップ。手紙の内容はここではあえて紹介しませんが(独り占めしたいので)(ニチャァ)、インターネッツで探せばいくらでも出てくるでしょう。

全曲歌い終わったあと、お母様からの手紙が紹介されました(代読:同じ事務所の荒井瑠里さん)。娘を思う母の愛をひしひしと感じる素晴らしい文章でした。

手紙の中で、自ら親元を離れる選択をした伊達さんが過去に一度だけ、「もう帰りたい」と泣きながら電話口で話したことがあったことについて触れられていました(おそらく1st ツアーのときでしょう。ラヂヲどっとあいでお父様がゲスト出演した際にも触れられていました)。このことについて、

「さゆは自分の力でなんでもやりたい子だから、自分の理想とする自分に近づくことが出来ないと、そのギャップで自らを苦しめてしまう節がある。これからは、あまり自分を責めず、もっと自分を大切にして、笑顔でいて欲しい。今あなたの目の前にいる人達は、きっとそんなあなたの笑顔を見に来てくれているはずだから」

というお母様からの言葉が。

(記憶に基づいているものなので正確ではありませんが、ニュアンスはこんな感じでした)

目頭を押さえ、手紙の内容に聴き入る伊達さんの姿を見守る傍ら、私は静かに佇みながら涙が滂沱として頬を伝うのを感じていたのであります。

エンディング そしてお見送り会

サプライズ手紙プレゼント→手紙/back number 歌唱→お母様からの手紙の手紙3連コンボで顔面が完全に融解してしまった状態のままエンディングを迎え、事前に告知のあった~1--2分程度の撮影OKタイムがスタート。私はiPhone13に搭載された最新の光学ズーム機能をフルに活用して、無限遠方終焉席から伊達さんのお姿を撮影しまくりました。バカ高そうなレンズがついたカメラを持ち込んでるモタクも結構いて、金持ってンねェ〜👆🤓と思いました。

温かい雰囲気に包まれたまま終演を迎え、その後規制退場+伊達さんによりお見送り会へ移行。前方のオタクから順に続々と見送られに往くなか、私は後方に鎮座しておりましたので、イベント内容を必死に思い出しながらオタクメモを作成しつつ自分の番が来るのを待ちました。ありえん真剣な気持ちでイベントに臨んでいたためか、驚くほど鮮明にイベント内容を記憶できていました。

〜20--30分経過後、ようやく私の番が回ってきました。接近ではあるもののお話はできないので(伊達さんの前をスーと通過するだけ)、私は見送られ際にぎこちないハチのばポーズを披露。すると伊達さんは全力の本家・ハチのばポーズで応えてくださいました。私は席が最端だったこともあり、ちょうどロットの最後尾に位置していたので、後ろのオタクを気にすることなくお見送りを堪能することが出来たのは僥倖でした。あの瞬間、私のためだけに披露してくれたハチのばポーズを、私は生涯忘れることはないでしょう。

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さて、この日をずっと心待ちにしていたわけですが、期待を遥かに上回る、総じて非常に満足度の高い素晴らしいイベントだったと思います。なんか…すごく愛にあふれていたな。あったかかったよ。俺は2022年の9月30日、この日のイベントに参加出来たことを誇りに思いながら、これからの人生を歩んでいく。

来年もバースデーイベが開催されるなら、脱獄してでも参加したいなぁ…。

余談:

本業カメラマンか?と見紛うレヴェルの素晴らしいお写真の数々は前方モタクのみなさんがあげてくださっていました。感謝。

*1:本人がチューリップの絵文字🌷を好んで使用していることや、ラジオのリスナー(さゆりす)に、それと分かるようチューリップの絵文字を使って欲しいと過去に言及していたことなどが由来だと思います。

*2:正解はAのぐりりぐりりホールとか云う、もう一生行かないであろう会場に行っておいて本当に良かった。

*3:正解はAのプリキュア。以前伊達パパからキン肉マンの漫画を借りようと思います〜的なツイートをしていたので、ドラゴンボールも好きだったのかなと予想してみたのですが、外しました。っぱ5歳の女の子はプリキュアよ。

*4:正解はAの顔。それもほっぺを椅子の脚にぶつけて全体が真っ青になるくらいの怪我だったとのこと。

*5:正解はB。大柄な男性の先生だったらしく、体の大きな先生が、何時間も授業したあとに一生懸命冷凍みかんを剥いて食べているのを見て、涙してしまったとのこと。正直ナニモン!?と思いました。これからもずっとそのままでいてね。

*6:正解はB。慌てて友だちの家まで走って取りに行き、走って家に帰ったそうです。手ぐしで髪を直して自撮りしたとのことで、分け目が微妙だった理由も判明。